景観色彩ファイル/福岡景観色彩研究会

福岡九州で活動する福岡景観色彩研究会の景観色彩ファイルです。研究会会員が客観的に九州の景観をアップしていきます。

景観色彩ファイル027/福岡市舞鶴城址「桜祭り」中止で市民が気がついたこと

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福岡城址の桜2020

 

福岡市は今年はコロナウイルスの蔓延をみて、福岡城址の桜祭りを中止。

画像は今年の画像ですが、例年はこの桜に提灯が飾られ、各所に不要な極彩色(多くはショッキングピンク)ののぼりがはためき、城址内には期間を通して数え切れないほど出店が出店、焼き物系の匂いや煙が立ち込め、しかも、夜間には無粋とも言える桜のライトアップが多彩な色彩で。

 

また、公園管理課は、場内の火器使用を禁止しておきながら、一部の委託業者に、場内でBBQの場と食材を提供。

その全てがない、つまり桜だけがある今年の福岡城址の景観。

どちらが良いのか、どちらが美しいのか、決めるのは市民です。

 

 

 

投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル026/また別な桜の話題、福岡市では桜並木消滅しています

福岡市中央区体育館から赤坂小学校/警固中学校に向かう歩道です。

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福岡市中央区赤坂小学校に続く歩道から桜が消滅

この福岡市中央区体育館から赤坂小学校に続く歩道には、立派な桜の並木がある情緒ある歩道でした(手前に映っているのはかろうじて残った桜)。

またその歩道の途中には、長く福岡市立赤坂幼稚園もあり、春の桜の頃は幼稚園の新入児、そして小学校の新入児童と、一つに風景になっていましたが、福岡市幼稚園は市の行政の判断で福岡市全市の公立幼稚園廃止となり今は平地になって売却されているようです。

結果、このように立派な桜並木は寸断され(切られて撤去された桜は10本を超えます)、ご覧のような無機質な歩道に。

かつて福岡市では、南区桧原で桜並木をめぐって色々住民と紛争がありましたが、今回は事前説明も何もなく断行された模様です。

 

 

福岡市はどういう方向に向かっているのか、この後も一福岡市民として注視して行きます。

 

 

投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル025/福岡市大濠公園から福岡城址をさらに開発

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N.Yセントラルパーク2019年11月/カラーコンサルタントイルドクルール


福岡市はすでに、大濠公園福岡城址を含むエリアをセントラルパーク構想(未確認)と称して、さらに開発を計画していると過日地方紙新聞報道で見ました。

 

今でも、福岡城址内でありながら、場にそぐわないアウトドア体験スペース(火器を用いて有料しよう)に違和感を覚える市民も少なくないと考えますが、今度はある意味インバウンドの海外からの来訪者も視野に入れた、ある意味「箱作り」になる可能性があります(現に今も場にそぐわないインバウンド向けのコスプレ用施設もどきもできてしまっています)。

 

今日の画像は、そのセントラルパーク構想の元になっている、アメリカN.Y/マンハッタンのセントラルパークですが、こちらは、何かを作る方向ではなく、ありのままを残すことに腐心したニューヨーク市民、ひいてはアメリカの財産。

 

この、何かを新たに作るか、今まであるものを残すか、と考えの相違はかなり温度差があり、福岡市はどちらの方向に向かっているのか、この後も一福岡市民として注視して行きます。

 

 

投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル024/福岡市再開発/天神ビッグバンのもたらすもの

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再開発される福岡市中央区渡辺通り福ビル(右)と高さの揃ったスカイライン


福岡市は、市長が旗振り役を担って天神ビッグバン、博多駅コネクト、と次々に再開発と地域活性化を推し進めます。

画像は福岡市中央区渡辺通りの福ビル(右)。このビルに連なる天神コア、そしてIMSビル含め周辺のビルも一気にスクラップ&ビルドよろしく、新しいビルになり、容積率や高さも緩和され、この画像にあるような高さの揃った福岡市の独特のスカイラインは損なわれ、道ゆく人々の顔に影を落とすことになります。福岡市が明るいのは、自主規制による建築の高さ制限があったのです。

同じく福岡市が主導して走っている、観光バス/2階建てバスは、特にこれといったビューポイントが無い中、この先どのような福岡市の景観を見せることになるのでしょうか。

 

 

 

投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル023/福岡市再開発の行方

福岡市大名小学校跡地都市再開発/伐採された樹木

福岡市大名小学校跡地都市再開発

福岡市は、中心部にある歴史ある大名小学校を廃校とし、ショッピングセンターや色々なプランが競合する中、結局外資系ホテル建設と相成りました。

画像は、構内にそびえていた大きな楠木。同じような光景を、同じ福岡市内の九州大学跡地でも以前目にしました。

福岡市六本松の九大跡地は、マンションと商業施設、司法関係の施設と、申し訳程度の少年科学館がとってつけたように付設されています。次は、大型の都市再開発、福岡市東区の九大跡地の開発が一部でも注目されています。

 

 

 

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長 和洋

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景観色彩ファイル022/京都市開発の行方

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撮影地

京都市

 

 

 

京都市内では地価も上昇。

子育てファミリーの皆さんたちは郊外に転居なさる方が多いと耳にします。

また、古くからの街並みも、画像のように大規模ない資本がどうも海外からも入り、ホテルや宿泊施設に根こそぎ変わって行くようです。

京都市の行政のあり方もこのところ変化した気がします。

画像は高台寺から清水への坂の途中。

門前町の通りの中にも、いつくつか平地になって、新しく何か建つ気配の土地をいくつも見ることができます。

 

 

 

投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル021/京都市世界遺産+グッドデザイン

撮影地

京都市

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グッドデザイン賞に対しては賛否両論ありますし、世界遺産についても同じです。

画像は、2018年11月16日朝日新聞にも広告掲載の、JR西日本の物件です。

世界遺産下鴨神社(神社側はここは正規な境内ではないと言いますが、常識的にここは境内と同じで自由に販売や貸与が許される場所ではありません)の参道に、計画当初から反対運動が起こり、それにもかかわらず建設が強行された感がある物件。

 

今年夏に全国組織の景観ネットワークの視察で撮影したもので、参道の由緒ある木々も、都合でロープ等で矯正して樹勢を変えられているのがわかります。

欧米では事実、世界遺産選定後に不用意な開発をして指定を撤回された案件も

 

今回の下鴨神社内マンションの醜態も地域の有志がイコモスまで抗議に行くも、どうもイコモスの内部にまた別な不都合な事情もあったと当事者から直接話も聞いています。

 

今回、若干の見解と複数の画像を追加しましたが、グッドデザイン賞世界遺産、ともに再考の機会となればとアップしました。

 

 

 

投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル020/京都市

撮影地

京都市

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京都市内二寧坂近くに近年できた、どちらかというと後発、新し目のスタバです。

町並みとの調和はもちろん、近隣との関わりも密接。

例えば、お店やお店の廻りの清掃も画像のように、どこのお店よりも早く、逆に日本的です。

 

 

 

投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル019/大分市

 

撮影地

大分市

 

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大分市の市街地の中心から核となる商業施設が無くなってしばらく経ちます。

画像は、若い世代に愛されたパルコもラフォーレも無くなり、平地になって青空が広がった駅前の一等地です。大分市の中心であったアーケード街も歩く人はまばらです。

 

また、こちらの画像は、対照的に駅ビル+商業ビルといったJR九州のお得意の図式のJR大分駅。どこに行ってもあるファストファッションやファストフード、また大分の名物ではない、他県の飲食店も混在しており、JRはこれこそがまちづくりと胸を張ります。

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投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル 018 /久留米市

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今年6月にオープンした久留米アリーナ。

無彩色でデザイン性のある外観に生まれ変わりました。

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屋内は久留米のエリアカラーでもあるグリーンが目を引く内装になっています。

木材も多く使われているので、清々しく爽快感と合わせて久留米らしい温もりも感じる空間になっています。

撮影地 福岡県久留米市

撮影者

野村明子