景観色彩ファイル/福岡景観色彩研究会

福岡九州で活動する福岡景観色彩研究会の景観色彩ファイルです。研究会会員が客観的に九州の景観をアップしていきます。

景観色彩ファイル017/伊勢志摩

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撮影地

三重県パールロード(鳥羽〜志摩))

 

数年前のものですが、 三重にぶらりとドライブしにいった時の写真です。パールロードという海沿いのドライブウェイで、とても眺めも良く気持ちの良い道路です。時期もちょうど今頃だったと思います。

 

写真右下のガードレール、分かりにくいですが、一般的な真っ白ではなく薄い青緑色のガードレールだったのを今でも覚えています。

 

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白は、一番明るく夜でも目立ちやすい色、そして風景からも浮きやすい色。

 

景観の色は、周囲に溶け込む、目立たないようにするだけでなく、安全性との両立など状況に応じた様々な視点が必要だと感じます。

 

 

投稿者

有吉 知幸

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景観色彩ファイル016/福岡市

撮影地

福岡市舞鶴城址福岡城址)

 

福岡市は現福岡市長の旗振りで、天神ビッグバンという大号令の元、建築の規制緩和の一途。高さも容積率も緩くなって、いよいよ街自体が壊れだしています。また、爆買いクルーズ船を目当てに港湾も積極的に整備、さらに、またまた爆買いを目当てに市長自ら博多駅ウォーターフロントを結ぶ交通機関を連結バスに飽き足らず、時代錯誤なロープウェー構想まで出る始末です。

 

画像は、老朽化で使用禁止になった黒田藩の残した福岡城址のとある橋です。

もう数年放置されたまま。爆買いや開発には大枚叩いても、残念ながらこのような文化的なものには福岡市には使う予算は無いと言わんばかりです。

 

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投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル015/大阪

撮影地

大阪市

 

今回は、万葉集にも出てくる防人たちが築いた福岡県の太宰府にある国としての財産、水城(みずき)を国道と九州高速道路が突破したように分断した画像をアップする予定でしたが、先に、先週お伺いした大阪の画像をアップします。

私たち福岡景観色彩研究会のメンバーとしても、地域の屋外広告関係の規則や条例を再確認してます。

福岡では、このように路上の空間に突き出した看板/サインにあっては厳しく寸法も規制されているはずです。

 

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投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル014/鹿児島市

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頻繁に使用され定着している地域独特のエリアカラー。

鹿児島市は赤。

 

中央駅の赤い観覧車、看板、店舗や建築物の外観、ディスプレイetc.繁華街には赤が氾濫していますが、地元住民の方々に赤が多いことを伝えてもどなたも気づかれません。むしろ否定される方がほとんどです。(どの地域でも同じ反応です。)

それだけ根づいた色彩感覚、空気のような存在感の色、

まさに無意識レベルの嗜好色、それがエリアカラーなのです。

 

エリアカラーのしくみを探ると、数十年とは言わない、数百年前の地理的条件、特産物、文化、歴史を紐解くことにもなります。

 

数十年かけて、全国各地のエリアカラー調査を独自に継続していますので、

これから各地のエリアカラーも続々、アップしていく予定です。

 

皆様が旅をされるときに、エリアカラーのことを、思い出していただけると嬉しいで

す。視点が変わり、またひと味ちがう楽しみがプラスされるのではと思います♪

 

 

 

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投稿者 松元昌子

https://instagram/shoko_color/

景観色彩ファイル013/東京・日本橋

撮影地

東京都

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もう、都民でなくても日本橋がどこにあるのかわからない景観です。

今度、この首都高を地下に入れる等の対応をするらしいのですが、本当なら最初からそうするのが本来の都市計画かもしれません。

 

次回は、万葉集にも出てくる防人たちが築いた福岡県の太宰府にある国としての財産、水城(みずき)を国道と九州高速道路が突破したように分断した画像をアップする予定です。

 

 



 

 

投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル012/京都市

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撮影地

京都府京都市東山区/石塀小路

 

古い町屋が軒を連ねる狭い路地は、京都らしい風情ある佇まいを楽しめます。

観光スポットでもあり、マナーを呼び掛ける粋な掲示物に、観光客のみならず景観への配慮にも頭が下がります。

 

 

投稿者/松元 昌子

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https://instagram/shoko_color/

 

 

 

 

景観色彩ファイル011/熊本

撮影地

阿蘇市

一見手付かずの風景に見えますが、長い歴史の中で人が手を加え、維持してきた景観とも言えます。放牧されている草原の野焼きが毎年必要ですが、近年は人手不足と後継者不足に悩まされています。遠くに見えるのは中岳を中心にした阿蘇五岳です。

 

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投稿者

長 和洋

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景観色彩ファイル 010 / 福岡県久留米市

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一見リゾートホテルかと勘違いしてしまいそうなスタイリッシュなデザインこの建物。

実は老人ホーム。

加速していく高齢化社会において、高齢者の住まいが多様化していく中、高齢者施設の環境色彩も今後更に整えられていくことが望まれます。

内装もぜひ実際に拝見したいところです。


撮影地

   久留米市

撮影者

    野村明子


景観色彩ファイル009/福岡市

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撮影地

福岡市東区箱崎

 

福岡では、三社参りでもお馴染みの箱崎八幡宮。日本三大八幡宮の一つとしても知られています。

参道にある一ノ鳥居付近の道路には、古い街並みを活かした店などもあります。

 

撮影者

有吉 知幸

 

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excolor.hatenablog.com