景観色彩ファイル017/伊勢志摩
撮影地
数年前のものですが、 三重にぶらりとドライブしにいった時の写真です。パールロードという海沿いのドライブウェイで、とても眺めも良く気持ちの良い道路です。時期もちょうど今頃だったと思います。
写真右下のガードレール、分かりにくいですが、一般的な真っ白ではなく薄い青緑色のガードレールだったのを今でも覚えています。
白は、一番明るく夜でも目立ちやすい色、そして風景からも浮きやすい色。
景観の色は、周囲に溶け込む、目立たないようにするだけでなく、安全性との両立など状況に応じた様々な視点が必要だと感じます。
投稿者
有吉 知幸
景観色彩ファイル016/福岡市
景観色彩ファイル015/大阪
景観色彩ファイル014/鹿児島市
頻繁に使用され定着している地域独特のエリアカラー。
鹿児島市は赤。
中央駅の赤い観覧車、看板、店舗や建築物の外観、ディスプレイetc.繁華街には赤が氾濫していますが、地元住民の方々に赤が多いことを伝えてもどなたも気づかれません。むしろ否定される方がほとんどです。(どの地域でも同じ反応です。)
それだけ根づいた色彩感覚、空気のような存在感の色、
まさに無意識レベルの嗜好色、それがエリアカラーなのです。
エリアカラーのしくみを探ると、数十年とは言わない、数百年前の地理的条件、特産物、文化、歴史を紐解くことにもなります。
数十年かけて、全国各地のエリアカラー調査を独自に継続していますので、
これから各地のエリアカラーも続々、アップしていく予定です。
皆様が旅をされるときに、エリアカラーのことを、思い出していただけると嬉しいで
す。視点が変わり、またひと味ちがう楽しみがプラスされるのではと思います♪
投稿者 松元昌子
景観色彩ファイル013/東京・日本橋
景観色彩ファイル012/京都市
撮影地
古い町屋が軒を連ねる狭い路地は、京都らしい風情ある佇まいを楽しめます。
観光スポットでもあり、マナーを呼び掛ける粋な掲示物に、観光客のみならず景観への配慮にも頭が下がります。
投稿者/松元 昌子
https://instagram/shoko_color/
景観色彩ファイル011/熊本
撮影地
一見手付かずの風景に見えますが、長い歴史の中で人が手を加え、維持してきた景観とも言えます。放牧されている草原の野焼きが毎年必要ですが、近年は人手不足と後継者不足に悩まされています。遠くに見えるのは中岳を中心にした阿蘇五岳です。
投稿者
長 和洋