景観色彩ファイル/福岡景観色彩研究会

福岡九州で活動する福岡景観色彩研究会の景観色彩ファイルです。研究会会員が客観的に九州の景観をアップしていきます。

景観色彩ファイル034/福岡市は木を切っています

画像は最近配布された福岡市のパンフレットです。

 

福岡市中心部では高島市長に変わって以降強力に推し進められた天神ビッグバンと称してのビルの乱開発が進んでる現状から「循環のまち/福岡」は即座にイメージできません。

 

 

次の画像は、福岡城址の切り倒された巨木です。

1本や2本ではありません、あちこちでこの光景を見ます。

「樹医の判断だ」

「倒木の危険性がある」

「災害が起こってからでは遅い」

そういう答えが担当局には準備されているのでしょう。

 

少なくとも、(比較は難しいですが)ニューヨークのセントラルパークで、このように巨木の伐採が次々に行われていれば、ここ福岡も不自然なことではありません。

しかし、そういうことはありません、福岡市特有の事情のようです。

 

同様のことが福岡市中央区赤坂小学校/赤坂公民館/中央区体育館に続く桜並木も、同様の理由で全滅。今ではキレイな歩道に置き換わり、申し訳程度に貧弱な桜の苗木が植わってます。

 

これが、循環のまち/福岡市の現状です。
 

投稿者

長 和洋/イルドクルール

カラーコンサルタント 長 和洋 (@kazuworks) | Twitter