景観色彩ファイル025/福岡市大濠公園から福岡城址をさらに開発
福岡市はすでに、大濠公園と福岡城址を含むエリアをセントラルパーク構想(未確認)と称して、さらに開発を計画していると過日地方紙新聞報道で見ました。
今でも、福岡城址内でありながら、場にそぐわないアウトドア体験スペース(火器を用いて有料しよう)に違和感を覚える市民も少なくないと考えますが、今度はある意味インバウンドの海外からの来訪者も視野に入れた、ある意味「箱作り」になる可能性があります(現に今も場にそぐわないインバウンド向けのコスプレ用施設もどきもできてしまっています)。
今日の画像は、そのセントラルパーク構想の元になっている、アメリカN.Y/マンハッタンのセントラルパークですが、こちらは、何かを作る方向ではなく、ありのままを残すことに腐心したニューヨーク市民、ひいてはアメリカの財産。
この、何かを新たに作るか、今まであるものを残すか、と考えの相違はかなり温度差があり、福岡市はどちらの方向に向かっているのか、この後も一福岡市民として注視して行きます。
投稿者
長 和洋